立川第四中学校のホームページにアクセスいただき、誠にありがとうございます。
本校は、砂川中学校として昭和22年(西暦1947年)に開校し、今年度76年目を迎える伝統ある学校です。常に地域とともにある学校、社会の人材を輩出する学校として、中学生という思春期を迎える子どもたちを成長させる役割を担ってきました。今後も継続して取り組んでまいります。
さて、この2年間、新型コロナウイルス感染症感染拡大を防ぐため、徹底した感染対策に取り組みながらの教育活動でした。一昨年度は、中止とした行事も多くありましたが、皆様方のご理解・ご協力により、本校の2つの大きな行事である「運動会」や「合唱コンクール」も実施させていただきました。また、宿泊行事や校外学習等についても、時期の変更並びに取組の変更を行いながら、実施することができました。誠にありがとうございました。そのような中、保護者の皆様や地域の皆様に学校に来校していただく機会をなかなか設定することができず、申し訳なく感じている次第です。今年度は、新型コロナウイルスの感染者数の状況を見ながら、適宜、公開や地域の方をお招きした取組の充実を図ってまいります。
本状況下において、在校生は、日々の学習活動に真摯に取り組み、常に、目の前の取組に力を尽くし頑張っている姿が見られていました。多くの場面で、生徒の笑顔を見ることができているのが、とてもありがたく感じております。これも、各ご家庭並びに地域の皆様方の支えがあって成り立っていることです。今年度も、様々な対応策をとりながら、本校としての教育活動を推進してまいります。保護者の皆様そして地域の皆様の、本校生徒への温かい声掛けや関わりをお願いするとともに、本校教育活動へのご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
日々、刻々と変化を見せる現代社会において、「様々なことを知識として捉える力」、そして、「その知識を活用する力」が、とても重要なものとなります。この二つの力を身に付けるためには、一人ひとりの生徒が、様々な事柄に対して主体的に取り組もうとする姿勢をもっていなければなりません。受け身では達成できない事柄も、自ら「やろう」という姿勢をもった時、最後まで努力し続ける力や、自ら解決していこうという意欲が自分自身を後押ししてくれるからです。本校の生徒には、そのような資質をもって、様々なことにチャレンジしていってほしいと考えています。その取組こそが、一人ひとりの顔に「真の笑顔」を自然と表出させてくれるものであり、一人ひとりが達成感を感じ、自らの自信に繋がっていくと確信しています。
このように取り組んでいる生徒の姿を、保護者の皆様そして、地域の皆様、私たち教員が、しっかりと見ていてあげることが大切です。簡単に方向を示してしまうのではなく、いつでも手を差しのべられるように見ていてあげる。そして、苦しんでいる時には励ましや温かい言葉をかけてサポートし、成功した時には褒めてあげる。それにより、一人で頑張っている自分自身も、「一人ではないんだ。」という思いをもち、さらに高い目標を掲げ、進んでいくことができるようになります。このように、今年度も「強く、優しい心」をもった生徒の育成に努めてまいります。
今年度も、どうぞよろしくお願いいたします。